● BSブレイス
BSブレイス法はドイツ式の巻き爪矯正法です。
BSブレイスとは、特殊なグラスファイバーが平らな板状になっているもので、これを爪の表面に装着することで、張力により爪の縁をゆっくりと引き上げ、巻いている爪を健康的な形へ導きます。
装着直後から短期間で疼痛が緩和され、周囲の皮膚を切ったり、傷つけたりすることはありません。
また、ワイヤー法と異なり、爪を伸ばしたり、穴を開けたりする必要もありません。
BSブレイスは、月に１回貼り替えて頂き、個人差によりますが、半年～１年で巻き爪が改善されます。
強力な張力で
辺縁部が持ち上げられます。
装着直後から痛みが緩和。
（個人差はあります）
● マチワイヤ
マチワイヤ法は、特殊な合金でできた非常に弾力のある形状記憶合金のマチワイヤを使った巻き爪矯正法です。
伸びた爪に穴を開け、そこからマチワイヤを通して医療用接着剤で固定します。
伸びている爪の部分に穴をあけるので、痛みは全くありません。
マチワイヤ法は、BSブレイスと比べると爪を矯正する力が強いですが、爪が伸びていないと処置が出来ません。
また、数ヶ月に1度はワイヤーを交換する必要があります。
爪に2ヶ所穴を空けます。
（伸びている部分なので痛みはありません）
穴にワイヤー（形状記憶合金）
を通します。
余分な部分はカットし、
ワイヤーの弾性力 （まっすぐに戻ろうとする力）で巻き爪矯正します。
◎マチワイヤについての詳細は
こちらのページをご参照ください。
● VHO
VHO式矯正技術は、Virtuose Human Orthonyxie の頭文字をとったもので、
「熟練の技による人間的な巻き爪矯正法」というような意味です。
湾曲させたワイヤーを爪の左右に引っ掛け、専用のフックを用いて巻き上げ、固定します。
爪の横に引っ掛けたワイヤーは、血管が走っている真皮内まで突き刺すわけではないため、
痛みを感じることは少なく、出血もしません。
従って、麻酔の必要もありません。
爪を伸ばしていなくても施術可能で、固定したワイヤーは爪の伸びとともに前方に移動するので、施術して約3ヵ月後に付け替えを行います。
これを半年から1年くらいかけて矯正していきます。
VHOは、重度の巻き爪にも適用できるうえ、爪を伸ばしておく必要もないため、日常生活に支障がない優れた方法といえますが、BSブレイスやマチワイヤ法と比較すると施術が高額になります。
爪の左右にワイヤーを
ひっかけます。
専用のフックで巻き上げながら、
左右のワイヤーを
近付けることで、
巻き爪を矯正していきます。
◎VHO巻き爪矯正技術についての詳細は
こちらのページをご参照ください。