診療科のご案内

内 科Internal Medicine

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健やかな暮らしをサポートするホームドクターとして
患者様そしてそのご家族の信頼に応えます。

健やかな暮らし、病気のない日常。それはいつの時代にあっても人々が求めて止まない願いです。 しかし現代は、衛生面 や生活レベルが向上した反面、生活習慣の変化に伴う多様な疾患が顕在化しています。 石井病院では、消化器・循環器・呼吸器・内分泌・膠原病等の疾患に対する一般的な診察、各種検査や内科的治療を行い、 つねに患者様の立場に立った疾患の早期発見と早期治療へ向けて、たゆまぬ 努力を続けております。
 また、医師と管理栄養士との連携による高血圧・高脂血症や、そのご家族への栄養指導、さらに専門医師を講師に招き、 入院患者様やそのご家族のみならず地域の皆様にも参加いただける糖尿病勉強会の開催など、皆様のホームドクターとして、 また良き健康アドバイザーとして信頼と付託に応えられる医療を追究しています。

  • ※当院では小児科を標榜しておりません。内科に受診される方は中学生以上とさせていただいております。

内視鏡検査Endoscopy

 当院では、年間2000件以上の内視鏡検査を施行し、病気の早期発見、早期治療に努めております。最近の多様な生活様式を考慮し、内視鏡検査を希望されるすべての患者様が検査を受けられるように、胃内視鏡検査は、月曜日から土曜日の午前中、大腸内視鏡検査は、月曜日から金曜日の午後、検査可能な体制を取っています(予約制)。また、大腸内視鏡検査時に、必要に応じて一期的な内視鏡的なポリープ切除を施行しています(ポリープ切除当日は入院が必要となります)。

内視鏡検査
内視鏡検査
心エコー検査
心エコー検査
腹部エコー検査
腹部エコー検査
心電図検査
心電図検査

内視鏡検査実績Inspection Results

令和4年度(令和4年4月1日~令和5年3月31日)
年月胃カメラ大腸カメラ
令和04年04月11834
令和04年05月16535
令和04年06月17542
令和04年07月16545
令和04年08月15039
令和04年09月14448
令和04年10月14252
令和04年11月14544
令和04年12月15545
令和05年01月14539
令和05年02月12934
令和05年03月11635
総合計件数1,749492

超音波内視鏡(EUS)Endoscopic Ultrasonography

膵癌・胆道癌の早期発見に貢献する画期的な新規技術。
「超音波内視鏡(EUS)」を用いた内視鏡診断を行なっています。

超音波内視鏡(EUS)とは?

 超音波内視鏡(EUS)は、超音波のプローブが装着された特殊な内視鏡を用いる検査手技です。食道や胃、十二指腸といった消化管を介して、周囲の臓器を超音波的に観察します。消化管周囲の臓器全般が対象となり得ますが、主たる対象臓器は膵臟、胆道(胆管・胆嚢)、消化管粘膜下腫瘍、腫大リンパ節などが挙げられます。
 近年増加傾向にある膵癌や胆道癌の予後改善には、早期発見が最も重要とされます。EUSおよびEUS-FNA(EUS観察下に行う穿刺生検)は、CTやMRIよりも詳細な評価に優れ、微小病変の検出および穿刺生検による診断確定検出が可能です。膵癌診断においても他画像検査が苦手とする領域を補完でき、難治癌の早期発見に大きく貢献し得る、画期的な新規技術であるといえます。

内視鏡先端部分に超音波プローブが装着されています。これを食道や胃、十二指腸などの消化管壁に当て、周囲の臓器を観察します。
胃を介して膵体部および膵尾部を観察しています。
胃を介して描出した膵体部癌。
十二指腸を介して膵頭部を観察しています。
十二指腸を介して描出した膵頭部癌。

超音波内視鏡を用いた検査での診断対象疾患
※画像検査(超音波画像診断)、病理検査(穿刺生検)を含む

膵疾患

  • 腫瘍性疾患

    膵癌、膵神経内分泌腫瘍、転移性膵腫瘍、嚢胞性膵腫瘍等

  • 非腫瘍性疾患

    自己免疫性膵炎、慢性膵炎、早期慢性膵炎、壊死性膵嚢胞等

胆道疾患

  • 腫瘍性疾患

    胆管癌、胆嚢癌、胆嚢管癌等

  • 非腫瘍性疾患

    硬化性胆管炎、総胆管結石、胆嚢結石等

消化管粘膜下腫瘍(食道、胃、十二指腸)

  • GIST、平滑筋腫、神経鞘腫、脂肪腫、迷入膵等

その他

  • 転移性リンパ腫大、悪性リンパ腫、縦隔腫瘍、副腎腫瘍等

安全かつ正確な検体採取を可能にする超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)

 超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)は、超音波内視鏡(EUS)で観察しながら対象を穿刺し、検体を採取する検査手技です。内視鏡の先端から穿刺針を出し、周囲の血管や穿刺対象以外の臓器を避けながら、安全かつ正確に対象臓器を穿刺することができます。
 採取した検体は病理検査(顕微鏡検査)にて診断を確定します。EUSの臨床導入以前は手術で実際に切除するまで診断が確定しないことも少なくありませんでしたが、EUS-FNAの登場により、手術前の確定診断が可能となりました。

内視鏡に専用の穿刺針を挿入し、内視鏡先端から出すことが可能です。
超音波画像で対象を描出しながら対象を穿刺しています。
採取した検体の病理画像(顕微鏡画像)

EUSおよびEUS-FNAのメリット

これまで困難だった微小病変の発見が可能です

 近年、膵癌や胆道癌が増加傾向にありますが、CTやMRIなどの検査では、腫瘍がある程度の大きさにならないと発見が難しく、病変を指摘されても診断を確定するのが困難でした。EUSおよびEUS-FNAは、他画像検査では検出するのが困難な、微小病変の検出および必要に応じた病理学的な診断確定を可能にします。またその対象が腫瘍だった場合、正確な大きさや周囲への進展範囲の評価に有効で、確定診断後の適切な治療方針決定の一助となります。

CTのような放射線被曝リスクがありません

 EUSは、通常の上部消化管内視鏡(胃カメラ)に準じた消化管内視鏡関連のリスクはあるものの、CTのような放射線被曝のリスクはありません。

EUS-FNAにより、安全かつ正確な検体採取が可能です

 これまで手術で切除しないと診断が確定できなかった病変も、EUS-FNAで安全かつ正確に生検採取ができるようになり、手術前の確定診断が可能になりました。これにより不要な手術の回避したり、正確な切除範囲の決定ができるといったメリットがもたらされました。

内視鏡先端から出した穿刺針で、安全かつ正確に検体を採取します。

受診されるにあたって

 胆膵悪性腫瘍の早期発見は、健康診断や人間ドックなどで指摘された膵管の拡張などのごく小さな変化がきっかけになることが少なくありません。小さな変化を看過せず、EUS受検までつなげることが、癌の早期発見において大変重要です。
 実際の検査では、患者さんの不安や不快感、苦痛を取り除きつつ、安全に処置を進めるため、鎮痛薬(痛み止め)や鎮静薬(眠り薬)を用いています。心配なことやわからないことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

腸内フローラ検査Intestinal flora

 当院では「腸内フローラ検査」を受けることができます。
「腸内フローラ」言葉を聞いたことがありますか? 腸内フローラとは腸内に生息する常在細菌の集合体で、私たちの腸内には約100兆匹の細菌が住み着いています。近年、「腸内フローラ」が私たちの健康に密接に関係していることが研究で解明されており、腸内フローラの乱れにより様々な病気にかかる危険が高まることも分かってまいりました。(腸炎、大腸がん、乳がん、肥満、アレルギー、動脈硬化、糖尿病、自閉症など)
 ご自身の腸内フローラバランスを知り、自分にあった生活習慣の改善をすることが重要です。一度ご自身の腸内フローラを調べてみませんか?

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内科医師紹介Staff

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会長石井 隆

出身大学:
金沢医科大学
専門:
内科一般、内分泌、甲状腺、糖尿病
所属学会:
日本内科学会
日本糖尿病学会
日本内分泌学会
日本臨床寄生虫学会
資格等:
医学博士
インフェクションコントロールドクター

糖尿病は、始め症状があまりありません。のどがすごく乾いたり尿量が多くなったり、疲れやすいなどの症状がありましたら、一度糖尿病の検査を受けることをお勧めします。
また、すでに糖尿病で通院されているかたは、血糖のコントロールが良くても自己判断で通院をやめたりしないで下さい。
また、血糖のコントロールが良くても合併症が出たり進行したりすることもあるので、定期的に合併症の検査を受けて下さい。 血糖のコントロールが悪いと、合併症の出現、または進行が早くなる可能性が高くなりますので適切な治療を受けましょう。

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主任医長石田 克敏

出身大学:
浜松医科大学
専門:
一般内科、消化器、肝胆膵
所属学会:
日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本膵臓学会
日本胆道学会
資格等:
日本医師会 認定産業医

2001年に医師となりまして、2020年3月まで2年間、群馬大学附属病院 消化器・肝臓内科で胆膵疾患を中心に診療を行ってまいりました。
今までの経験をもとに皆様のご健康のお役に立てればと思います。よろしくお願い致します。

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医長下山 康之

出身大学:
福井医科大学
専門:
一般内科、消化管
所属学会:
日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本消化管学会
日本食道学会
日本ヘリコバクター学会
日本レーザー医学会
日本臨床栄養代謝学会
日本光線力学学会
日本平滑筋学会
資格等:
医学博士
日本内科学会 総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会 専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本消化管学会 胃腸科専門医・指導医
日本食道学会 認定医
日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌感染症認定医
日本レーザー医学会 レーザー専門医

令和2年10月に着任いたしました。それまでは群馬大学消化器・肝臓内科にて上部消化管を専門に診療しておりました。
地域医療に貢献できるように頑張りますのでよろしくお願いいたします。

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内視鏡室長星 恒輝

出身大学:
群馬大学
専門:
一般内科、消化器
所属学会:
日本内科学会
日本消化器病学会
日本消化器内視鏡学会
日本肝臓学会
日本消化管学会
日本膵臓学会
日本胆道学会
日本高齢消化器病学会
資格等:
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
日本消化器病学会 専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本肝臓学会 専門医
日本消化管学会 専門医
日本膵臓学会 認定指導医

超音波内視鏡(EUS)を含めた胆膵系の消化器内視鏡関連手技が専門です。石井病院においてもEUSの新規導入をはじめとした地域の胆膵診療の充実を目指して参ります。今後ともよろしくお願いいたします。

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飯塚 貴士

出身大学:
群馬大学
専門:
一般内科、循環器
所属学会:
日本内科学会
日本循環器学会
日本不整脈心電学会
日本高血圧学会
日本人間ドック学会
資格等:
総合内科専門医
循環器専門医
不整脈専門医
人間ドック健診専門医

循環器内科、特に不整脈が専門領域です。
何でも相談できる「かかりつけ医」として
地域の医療に貢献できるよう、微力ですが尽力いたします。

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